2013年03月04日
NEDO・東電、銚子沖に初の「洋上風力発電」実証運転開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4日、東京電力と共同で千葉県銚子市の沖合約3キロに設置した国内初の洋上風力発電設備(出力2400kW)の完成に伴い、同日、本格的な実証運転を開始したと発表した。

風車の基礎部分を海底に固定した着床式で、沖合に設置するのは国内で初めて。洋上風車で発電し電力を陸上に送電することで、風車の信頼性や継続的に発電を行うために不可欠なメンテナンス技術など、沖合洋上風力発電に必要な技術の確立を目指す。

NEDOでは、他に日本海側でも実証研究を予定している。また福岡県北九州市の沖合1.4キロの海域に洋上風力発電施設(出力2000kW)の建設を進めている。