2013年03月06日

三井物産、米ヒューストンに液体・ガスタンクターミナル

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：三井物産

三井物産は6日、100子会社の米インターコンチネンタル・ターミナルズ・カンパニー（ITC）を通じ、テキサス州ヒューストンに液体・ガスタンクターミナルを新設すると発表した。 投資総額は1億5000万ドル（140億円超）で、タンクや港湾設備、受け入れ出荷設備を拡充・新設し、シェールガス・オイル革命を背景とした米国石油化学産業の需要増に対応する体制を強化する。 ITCは、ヒューストンに約110万平方メートルのタンクターミナルを保有し、40年間にわたって化学品会社などへ安全かつ効率的に石油製品・石油化学製品の出荷・保管などのサービスを提供してきた。石化製品の貯蔵能力では全米有数の規模を持ち、2012年度の売上高は約1億1500万ドル（約110億円）にのぼる。 新たに建設するタンクターミナルは、2015年第2四半期中の操業開始を見込んでいる。