2013年03月08日 |
経産など3省「ヒトゲノム・遺伝子解析倫理指針説明会」18日 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省、厚生労働省、文部科学省 |
文部科学、厚生労働、経済産業の3省は、4月1日から施行する「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」改正についての説明会を3月18日午後2時~3時、東京・千代田区の厚労省講堂で開催する。 経産省では11日まで参加希望者の登録を受け付けている。 問い合わせ先は同省生物化学産業課(TEL:03-3501-8625) 経産省など3省は、ヒトゲノム・遺伝子解析技術の進展に伴い、解析の内容や方法が多様化してきたため、同指針の見直し・改正を検討してきた。今年2月8日に改正を告示、4月1日付で施行する。 改正のポイントは次の通り。 (1)既存試料・情報の外部提供 :長期的な追跡研究を適正に実施するため、外部機関が保存している試料・情報を提供する場合の要件・手続きを整備。 (2)インフォームド・コンセント :試料・情報の提供を受ける場合、他の研究機関への提供の可能性やその利用手続き等について十分に説明する。 (3)遺伝子情報の開示 :ヒトゲノム・遺伝子解析研究によって得られた遺伝情報は、情報提供者の健康状態などを評価する情報として精度や確実性が十分でない場合がある。情報開示に係る要件・手続き等を改正。 (4)安全管理への配慮 :遺伝情報の取り扱いに係る安全管理措置の明確化や、研究者及び倫理審査委員会の委員に対する教育・研修に係る規定の整備を実施。 |