2013年03月08日 | |
日化協、大学院生に就職説明会 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
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日本化学工業協会は8日、奨学金を支給している大学院生らを招いて企業情報説明会を開いた。 2011年度に化学系大学院生を対象にした奨学金(月額20万円)制度がスタートしたが、来春には第1期生が卒業・就職シーズンを迎える。 日化協では、これら学生たちの就職活動をフォローしようと、この日初の企業情報説明会を開催した。 会場には、奨学金を受けていない大学院生も含めて41人が参加。長テーブルを挟んで企業側(21社)の人事・研究開発担当者と面会した。 企業側は、事業内容だけでなく、博士卒社員にはそれにふさわしい待遇を用意しているなどとキャリアパスについて説明していた。ときには大きな笑い声も聞こえるなど、会場は熱っぽく明るい雰囲気だった。 日化協では、今後の人材育成プログラムとして、博士課程卒人材には、「深い専門性」だけでなく幅広い基礎学力やマネジメント能力、リーダーシップ、グローバル感覚なども身につけてほしいと期待しており、引き続き大学院カリキュラムの改革支援などを行っていく方針だ。奨学金支給者は2013年度24人、2015年度には36人に増える。 |