2013年03月11日 |
旭硝子、米トライトン社へ投資 次世代半導体部材開発へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC)は11日、超薄板ガラスを用いた次世代半導体の実用化に向けて、最先技術の電極形成技術を持つ、米国トライトン社(Triton Microtechnologies)に、総額210万ドルの投資を行なったと発表した。 今後、両社技術を組み合わせガラスを活用した次世代半導体開発を加速する。 トライトン社は、微細穴への独自の金属電極形成技術を保有しており、同社の技術を活用することでガラスインターポーザーの実用化が可能となる。この電極形成技術は、銅ペーストで穴埋めを行う方式で、生産効率の高い連続プロセスを採用できるのが特徴。また、熱膨張率をガラスに合わせた銅ペーストの利用により、電極の品質向上を図ることができる。 <トライトロン社の概要> (1)社 名 Triton Microtechnologies Inc. (2)所 在 地 アメリカ合衆国 アリゾナ州 ツーソン (3)資 本 金 225万米ドル (4)設 立 2012年 (5)事業内容 電極付きガラス基板の製造・販売 |