2013年03月12日
アステラス製薬:米アンビット社とのチロシンキナーゼ剤解約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は12日、米国アンビット社(Ambit Biosciences )と2009年に締結した、全世界でのキザルチニブを含むFLT3 チロシンキナーゼ阻害剤の共同開発契約を、今年9月3日付で終了すると発表した。

今回、戦略上の理由で、解約権を行使した。

両社連携のもとで、アステラス製薬が現在行っている開発業務は、今後数カ月内にアンビット社に移管する。
アンビット社はアステラスに付与した全ての権利を再び取得し、キザルチニブの臨床開発を継続する。

アステラス製薬は引き続き重点領域の一つとしてがん領域に取り組み、グローバル・カテゴリー・リーダーを目指す。

今回の解約権行使に伴う、アステラス製薬の2013年3月期業績予想の修正はない。