2013年03月14日
中外製薬、被災地支援へ「福祉サービスカー」6台
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬
寄贈した在宅福祉移送サービスカー

中外製薬は14日、東日本大震災の被災者を支援するため福島、宮城などの6地域(団体)に計6台の「在宅福祉移送サービスカー」を寄贈し、このほど厚生労働大臣から感謝状を受領したと発表した。

福祉サービスカーは、在宅介護を受ける高齢者や体の不自由な人を移送する手段として利用される。
ワゴンタイプで前席に運転手を含めて2人、後部には車いすのまま最大4人が乗車できる。車いす昇降用のリフトがついているほか、運搬台(ストレッチャー)が搭載できる。

同社は1985年に創立60周年記念事業としてこのサービスカーの寄贈
事業を始めてから、毎年全国各地の自治体や福祉団体を対象に寄贈を行なってきた。2012年末までに寄贈した台数は計193台となった。

<2011年寄贈先>
・福島県大熊町社会福祉協議会

<2012年寄贈先>
・青森県青森市社会福祉協議会
・岩手県二戸市社会福祉協議会
・宮城県南三陸町社会福祉協議会
・福島県富岡町友愛会 光洋愛成園
・茨城県龍ヶ崎市社会福祉協議会