2013年03月19日 |
2月のPS、生産・国内出荷とも5万トン台に回復 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は19日、2月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産出荷実績を発表した。 PSの生産は5万4076トン、前年同月比11%増で2カ月ぶりに5万トン台を回復した。国内出荷は5万2834トン、同9%増となった。PS産業の大きな目安である「年間の生産・国内出荷量60万トン台維持」のレベルをキープしたことになる。 国内出荷の内訳をみると、電機・工業用が相変わらず低迷し7796トン、同4%減であつたが、主力の包装用が2万5523トンで同10%増、雑貨・産業用が26%増、フォームスチレン(FS)用が7%増と軒並み増加した。 輸出は同12%増だが、1375トンと依然少ない。出荷合計は、5万4209トン、同9%増となった。 在庫は、生産が前月比13%増加した影響で前月並みの5万8343トンとなった。 一方、SMの生産は19万3348トン、前年同月比11%減で2カ月連続の前年割れとなった。国内出荷は11万6399トン、同3%増で、用途別にみると主力のPS向けが4万9061トン、同8%増となっている。 輸出は同8%増だが8万9642トンと低水準。出荷合計は20万6041トン、同5%増だった。 ニュースリリース参照 ○ポリスチレン生産出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1363669864.pdf ○ポリスチレン用途別 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1363669864.pdf ○スチレンモノマー生産出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1363669864.pdf |