2013年03月21日 |
NEDO、カンボジアのバイオマス発電 実証運転開始 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は21日、カンボジア国内で進めているバイオマス(籾殻=もみがら)を利用したエネルギー・環境技術実証プロジェクトの実証サイトが完成し、運転を開始したと発表した。 このプロジェクトは、農村地域の精米所に籾殻などのバイオマスを燃料とするガス化発電システムと省エネ型籾殻分離システムを導入、精米所への電力・熱の供給や精米品質の向上を図るとともに、燃料として使用した後の籾殻灰を土壌改良剤(肥料)として利用する、新エネ、省エネと環境技術の三位一体プロジェクト。 NEDOは今後、同国内でのシステム普及に向け、技術者の育成やセミナーの開催などのフォローアップ事業にも取り組む方針で、古川一夫NEDO理事長とスイ・セン鉱工業エネルギー大臣が3月20日に覚書(MOU)を締結した。 |