2013年03月22日
武田薬品、医療用注射剤の自主回収で製薬協の処分受け入れ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は21日、昨年12月にに医療用注射剤「アリナミンF5注」にレーベルが貼付されていないアンプルが見つかった薬事法違反問題を重く受け止め、同社の長谷川関史社長が日本製薬工業協会副会長としての活動を同日から6カ月間停止するとの同協会の処分を受け入れたと発表した。

同社はすでに該当ロットの自主回収を終えている。

また、同製品の製造委託先である日本製薬(武田薬品の子会社)は、製薬協から同社の会員資格を停止する処分を受けた。

これらについて武田薬品は、「今回の製薬協の決定を真摯に受け止め、今後このようなことが発生しないよう、より一層の指導・管理を徹底していく」とのコメントを発表した。