2013年03月27日 |
三菱化学、「植物工場」を金沢・ツダコマに販売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は27日、同社が開発した植物工場システムを繊維機械大手、津田駒グループのツダコマ・ゼネラル・サービス(本社:石川県金沢市、富井裕次社長)に販売したと発表した。 このシステムは、ツダコマの植物工場用建屋に設置した。内部を適温に保つ空調設備や光合成用の照明設備が完備しており、水は循環再利用できる。栽培棚はウレタン樹脂製で1日あたり15kgのベビーリーフを採集することができる。 また屋上には、太陽光発電設備として、三菱化学のアモルファスシリコン型薄膜太陽電池「ジオアシートPV」を設置し、空調・照明などに必要な電力を自給している。「ジオアシートPV」は、従来の結晶シリコン型太陽電池に比べて軽量で施工が容易。このため積雪の多い地域での設置に適しており、これが今回の採用につながったという。 【ツダコマの会社概要】 ◇社名 :ツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社 ◇設立 :1976年11月 ◇所在地 :石川県金沢市野町5-18-18 ◇代表 :富井裕次 ◇資本金 :2,000万円 ◇主要事業:営繕、損害保険、植物工場 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1364360095.pdf |