2013年03月29日
三洋化成、高吸水性樹脂で豊田通商と合弁提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三洋化成、三菱化学、豊田通商

三洋化成工業(本社:京都市、安藤孝夫社長)は29日、高吸水性樹脂(SAP)を製造・販売する連結子会社、サンダイヤポリマー(本社:東京都中央区、武田栄明社長)について、三菱化学が保有する同社の株式40%分を豊田通商と三洋化成の両社が引き継ぐことで合意したと発表した。


サンダイヤポリマーは資本金20億円。三洋化成60%、三菱化学40%の合弁だったが、新たに三洋化成70%、豊田通商30%の共同出資体制となる。

サンダイヤポリマーは名古屋、大垣、中国に合わせて年産27万トンのSAP生産能力を持つわが国大手メーカーで、紙おむつ用を中心に需要は内外とも堅調に推移している。