2013年04月03日
NEDO、洋上風力発電を日本海側でも本格実証へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

「洋上風力発電」の実証研究に取り組む新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は3日、太平洋側(千葉県銚子沖)に続いて、日本海側でも福岡県北九州市沖約1.4kmの海域に定格2000kWの洋上風車(着床式)の設置を完了したと発表した。各種試験を行った後、6月中に発電を開始する予定である。

洋上風況観測システムによる洋上風況特性の観測や研究は2012年10月から実施している。
今後は、洋上風車で発電した電力を陸上に送電することで、風車の信頼性や継続的に発電を行うために不可欠なメンテナンス技術など、沖合い洋上風力発電の導入普及に必要な技術の確立を目指す。