2013年04月03日
田辺三菱、ドイツとオーストリアで高リン血症治療薬発売
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は3日、連結子会社であるドイツのミツビシ ファーマドイツ(本社・デュッセルドルフ)がドイツとオーストリアで高リン血症治療薬(リン吸収阻害剤)「ビンドレン」(一般名:コレスチラン)の販売を開始したと発表した。今後、英国など欧州各国で順次上市する予定である。

本剤は、経口の陰イオン交換樹脂製剤で、消化管でリン酸を吸着し排泄することで血清リン値を低下させ、透析中の慢性腎不全患者の高リン血症を改善することが確認されている。