2013年04月05日 |
バイエルのソーラー・インパルス 「アメリカ横断」へ |
【カテゴリー】:海外(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:バイエル |
バイエルホールディングスは5日、バイエル マテリアルサイエンス社の素材を使用した超軽量飛行機ソーラー・インパルスが、太陽光エネルギーのみを動力源としてアメリカ本土を横断する新たなテスト飛行を5月中にも行うと発表した。 これまで太平洋から大西洋に向けて飛んだ記録はあるが、アメリカ横断は初めて。2015年に計画している究極のミッション「太陽光による世界一周友人飛行」に向けた重要なステップとなる。 サンフランシスコからフェニックス、ダラスを経てニューヨークシティまで無着陸飛行する。機体表面の12,000の太陽電池が4つの電気モーターに電力を供給する。リチウムポリマー電池に充電することによって夜間の飛行も可能にする。 バイエル マテリアルサイエンスは、スイスのベルトラント・ピカール氏、アンドレ・ボルシュベルク氏と共同でこのプロジェクトを推進してきた。 バイエル マテリアルサイエンスは、飛行機の翼端、モーター・ゴンドラおよびキャビンにポリウレタン硬質フォーム、キャビンの窓にポリカーボネートフィルム、さらに接着剤・塗料を提供している。 |