2013年04月08日
三井化学、韓国のポリプロ触媒プラント 本格稼働
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は8日、韓国・ロッテケミカル(本社:ソウル市)と合弁のロッテ三井化学(本社:麗水市)がこのほど麗水地区石化工場内でポリプロピレン触媒プラントの営業運転を開始したと発表した。

三井化学の触媒製造技術を採用。2011年12月に着工し、12年11月に完工、試運転を経て13年4月から営業運転に入った。設備能力、投資額は非公開。

ロッテ三井化学は、2011年に三井化学と湖南石油化学両社合弁で設立した湖南三井化学が前身。
2013年3月、湖南石油化学がロッテケミカルに社名変更したのに伴い、現社名となった。

資本金18.5百万ドル(約16億円)で三井化学とロッテケミカルの折半出資。

三井化学は早い時期から触媒の研究開発に注力し、自社製品の生産に活かしてきたが、今回の営業運転開始は同社にとって、触媒事業をグローバル展開していくうえで重要な一歩になるとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1365388295.pdf

Mitsui Chemicals Start-up Polypropylene Catalyst Plant in Korea
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1365388295.pdf