2013年04月08日

大日住友薬と中外、がんペプチドワクチン共同開発終了

【カテゴリー】：経営（ファインケミカル） 【関連企業・団体】：中外製薬、大日本住友製薬

大日本住友製薬と中外製薬の両社は8日、治療用がんペプチドワクチンの「WT4869」および「WT2725」について、共同開発契約を解消することで合意したと発表した。 今後は両剤の開発および販売を大日本住友製薬に一本化する。 中外製薬はこれまでの開発の対価として、大日本住友製薬から販売後にロイヤルティを受ける。 大日本住友製薬は、今後両剤の早期の開発および上市を目指す。 「WT4869」は、国内で骨髄異形成症候群（MDS）を対象に第1／2相臨床試験実施中。また「WT2725」は、米国で進行がんを対象に、第1相臨床試験を実施中である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1365401508.pdf （英文） Dainippon Sumitomo Pharma and Chugai Pharmaceutical Terminate Joint Development of Cancer Vaccine http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1365403896.pdf