「ザ ソーラー」を架装したトラック

日本フルハーフ(本社･神奈川県厚木市、上野晃嗣社長）は10日､太陽光発電パネルをトラックの車体屋根に架装した太陽光発電バッテリー補助システム（ザ ソーラー）を商品化し、その第一弾として「i-Coolソーラー」を同日から発売開始したと発表した。

同社はトラックの車体やコンテナを製造販売する日本軽金属といすゞ自動車の合弁会社。
三菱化学とは2009年から同社の薄型軽量太陽光発電モジュールを車体屋根に架装した太陽光発電バッテリー補助システムを共同開発してきた。

特に日本フルハーフの主力商品であるウィングタイプの大型トラック車は、薄型軽量の太陽光発電モジュール設置に適しているという。モジュールは厚さ6．5mm、変換効率は約13％で、走行中や停車中に自然エネルギーを取り込むことができる。省エネとCO2排出量削減を同時に実現することにもなる。

「販売はデーラー経由となります。販売価格もデーラーで確かめてください。幅2.5メートル以内のトラックなら設置可能ですが、走行中に屋根から落ちたり、屋根に穴が開いたりしてはいけないので、しろうとが
自分で取り付けるのは危険です」と同社では言っている。

＜主な商品特徴＞
（1） トラックのバンタイプ、ウィングタイプの屋根への架装が可能。
（2）太陽光発電モジュールにあわせた専用のアルミ押し出し型材の採用により、取り付け高さを約20ミリまで薄型化。
（3）太陽光による発電時は、バッテリーを常に充電。バッテリーの過放電を防止し、長寿命化に貢献する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1365574666.pdf

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