2013年04月10日
帝人ファーマ、歩行神経筋電気刺激装置を上市
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人ファーマ

帝人ファーマ(本社・東京都千代田区、宇野洋社長)は10日、脳卒中や多発性硬化症、脊髄損傷などの中枢神経障害による下垂足などの患者の歩行補助・改善を目的とした歩行神経筋電気刺激装置「ウォークエイド」を上市したと発表した。今後、首都圏の医療機関などに向けて順次レンタルを開始する。

これは、米国の医療機器メーカーであるイノベーティブニューロトロニクス社が製造・販売している製品で、すでに欧米では1万人を超える患者に使用されている。帝人ファーマでは、日本においてもい医療機器としての保険償還あるいは障害者自立支援法に基づく補装具として認められるように、学会や行政に働きかけていく方針である。