2013年04月10日
エーザイ、米国会議で新抗がん剤の転移抑制効果を公表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは10日、このほど開催された第104回米国がん研究会議(AACR)で、抗がん剤「ハラヴェン」(一般名:エリブリンメシル酸塩)の新たな作用機序として、エリブリンの転移抑制効果を示唆する前臨床研究の成果を公表したと発表した。
今回、(AACR)で公表した研究成果は、複数のがん細胞株を用いた遺伝子発現解析を実施し、エリブリンが上皮間葉転換(EMT)に関わる遺伝子群の発現を変動させることを確認したことである。