2013年04月11日
旭硝子、関西地域の2工場を組織統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子(AGC)は11日、関西工場(尼崎市)と高砂工場(高砂市)の関西2工場を5月1日付で組織統合すると発表した。統合後の工場名を「関西工場」とし、現関西工場を「関西工場尼崎事業所」、現高砂工場を「関西工場高砂事業所」に名称変更する。

両工場はこれまで、表示デバイス用ガラス基板やディスプレイ用特殊ガラスなど、ディスプレイ用ガラスの生産拠点として独自運営してきたが、ディスプレイ市場は薄型ディスプレイ需要が一巡、一方ではスマートフォンやタブレットPCなど中小型ディスプレイが急速に伸長しており、ガラス機能や品質に対するニーズも多様化してきた。

こうした市場の変化に機動的に対応するため、両工場を一体運営していくことにした。


<旭硝子 関西工場の概要>(5月1日付で関西工場尼崎事業所)
(1)所在地  : 兵庫県尼崎市西向島町2
(2)操業開始 : 明治42年(1909年)
(3)従業員数 : 269名(2012年12月31日現在)
(4)生産品目 : 表示デバイス用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス等

<旭硝子 高砂工場の概要>(5月1日付で関西工場高砂事業所)
(1)所在地  : 兵庫県高砂市梅井5-6-1
(2)操業開始 : 昭和14年(1939年)
(3)従業員数 : 443名(2012年12月31日現在)
(4)生産品目 : 表示デバイス用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス等