2013年04月11日 |
住友ベークと京大、ES/iPS細胞の糖鎖の解析キッド開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:住友ベークライト、NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は11日、住友ベークライトと京都大学が、ES/iPS細胞の顔である「糖鎖」の解析キットを開発するとともに、住友ベークライトがキットを商品化したと発表した。NEDO開発プロジェクトで実現した。 住友ベークライトと京大は、ヒト多能性幹細胞の表面の糖鎖を解析して分化・未分化の状態を判別する技術を開発し、この成果を活用した「ヒト幹細胞糖鎖精製ラベルキット」を住友ベークライトが商品化した。 これまで特殊な方法が必要だった、ヒト幹細胞に特徴的な糖鎖の解析を確実に行うことが可能になり、幹細胞分野における糖鎖研究の進展が期待される。 なお、住友ベークライトとはこのキットを4月15日に販売開始する予定である。 |