2013年04月12日
富士フィルム、九州ディスプレイ生産拠点に技術開発部門
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは12日、フラットパネルディスプレイ材料「フジタック」の主要生産拠点である富士フィルム九州(熊本県菊池郡、坂本敏社長)に新たに技術開発部門を設置し、生産技術の開発体制を強化すると発表した。

生産効率のアップや品質向上、多品種対応に向けて既存ラインに約20億円の設備投資を実施する。

富士フィルム九州は、フラットパネルディスプレイ材料、偏光板保護フィルム「フジタック」の主力工場の1つで、大型液晶テレビやノートPC、スマートフォン向けのほかIPS用フィルムなどの高機能フィルムを生産している。
生産能力は第1~第8ライン合わせて455百万平方メートル/年。富士フィルム全生産能力820百万平方メートル/年の50%以上を占める。

従業員数は現在約300人。今回の技術開発部門新設により26人増員する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1365731512.pdf