2013年04月16日
PS・SM 3月の実績、SM輸出に明るさも
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は16日、3月のPS(ポリスチレン)、SM(スチレンモノマー)生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は前年同月比6%減の61,514トンだった。
国内出荷が同23%減と大きく落ち込んだ。用途別でも電機・工業用、包装用、雑貨・産業用、フォームスチレンなどいずれも前年を下回った。
輸出はいぜん低調で、1,300トン台と前年比22%のマイナスだった。

SMの生産は227,748トンで前月比18%増、前年同月比では43%増と大きく持ち直した。
国内出荷はほぼ前月並みを維持。輸出は11万トン台と好調で、2カ月連続の前年比プラスとなった。
四半期ベース(1-3月)でも輸出は2011年10-12月期以来の30万トン超えを記録した。

為替の円安進行で輸入品にブレーキがかかったとの見方が強い。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1366099015.pdf