2013年04月17日 |
VEC、3月はPVC・VCMともに輸出が上向く |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は17日、3月の塩化ビニル樹脂(PVC)及び塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の生産・出荷実績を発表した。 PVCの生産は、12万3128トン、前年同月比12.7%増で4カ月連続の前年比プラスとなった。これは、春のプラント定修を控えた在庫積み増しの動きと、輸出の引き合いが活発化してきたことへの対応とみられる。 国内出荷は8万7956トン、同0.3%増で横ばいだった。用途別にみると、主力の硬質用が4万9195トン、同2.5%増で2カ月連続のプラス、軟質用は2万861トンで同6.4%減、電線・その他用が1万7900トン、同2.8%増で9カ月連続のプラスだった。 輸出は2万8045トン、同60.2%増で3カ月連続のプラスとなり、1-3月合計でも8万1420トン、前年同期比51.4%増と上向いてきた。この結果、出荷総計は11万6001トン、同10.2%増で4カ月連続のプラスとなった。 一方、VCMの生産は18万5880トン、同37.0%増で、3カ月連続のプラスだった。国内出荷は13万4716トン、同12.3%増だが1-3月では7.8%減だった。輸出は5万142トン、同4.36倍で3カ月連続のプラス、1-3月合計でも14万8648トン、前年同期比2.72倍となり上向いてきた。この結果、出荷総計は18万4858トン、同40.7%増で4カ月連続のプラスとなった。 ニュースリリース参照 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1366175632.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1366175632.xls |