2013年04月18日 |
日化協、「建築分野への化学の貢献」冊子とDVDが完成 |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日化協はこのほど、「建築分野での化学産業の貢献」をまとめた、ICCA(国際化学工業協会協議会)レポートの日本語版(A4判・90ページ)を発行した。 タイトルは「省エネ住宅・建物の技術ロードマップ」。DVDにも要約して収録し、関係省庁や団体に配布した。 以下のような点をポイントにあげ、化学産業の役割・貢献の大きさをアピールした。 (1)日米欧の住宅用・商業用建物の総面積は、2000年の590億平方メートルから2050年には930億平方メートルに増え、冷暖房などに使用されるエネルギー量は約60%増加する (2)化学製品・技術を用いた場合、エネルギー消費量を12%削減することができる。より厳しい基準を適用すれば23%の削減が可能となる。 (3)建物や配管などの構造物だけでなく、二酸化炭素回収技術や低炭素燃料を組み合せれば、排出量は2000年比約70%の削減が見込める。 これらの内容は日化協ウェブサイトから見ることができる。 ・冊子 URL: http://www.nikkakyo.org/upload_files/documents/ICCABTR2013.pdf ・DVD URL: http://youtu.be/9OKMCZEfDn4 問い合わせ先は日化協広報部(TEL:03-3297-2555) |