2013年04月23日 |
農水省、遺伝子組換え植物実態調査「問題少ない」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は23日、セイヨウナタネの輸入港周辺地域での遺伝子組換え品の生育状況や、在来ナタネとの交雑状況などに関する調査(平成21-23年度)結果を発表した。 それによると、(1)3カ年間で1回以上遺伝子組換えセイヨウナタネが見つかった地域は調査対象18港の周辺地域のうち12港の地域だった(2)数カ年続けて遺伝子組換えセイヨウナタネの生育が確認されたのは8港で、いずれもトラックが通る道路沿いであった(3)この8港の周辺地域でも遺伝子組換えセイヨウナタネの生育していた場所は毎年異なっており、同じ場所で継続してみつかることはなかったーことなどがわかった。 この調査結果について同省では、「遺伝子組換えセイヨウナタネが繁殖して非組換えのナタネ類を駆逐したり、組み換えられた遺伝子が交雑可能な近縁種に広がる可能性は低い」との認識を示した。 |