2013年04月24日
武田薬品、高血圧症治療剤の合剤 承認申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は24日、高血圧症治療剤「アジルバ錠」(一般名:アジルサルタン)とアムロジピンベシル酸塩(一般名:アムロビジン)との合剤について、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。

アジルバは同社が創製した長時間持続型のアンジオテンテンシン2受容体拮抗薬(ARB)で、血圧を上昇させるホルモンであるアンジオテンシン2の働きを阻害することで血圧を低下される。
また、アムロジピンはカルシウム拮抗薬であり、細胞内へのカルシウムイオンの流入を抑制することで、血管並行筋を弛緩させ降圧効果を発揮する。

同社は、同合剤により心血管病の罹患および死亡のリスク要因となっている血圧のコントロールに貢献できる、としている。