2013年04月25日 |
信越化学・営業利益1570億円、最終利益1057億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業は25日、最終利益が前年同期比5.0%増の1057億円となる13年3月期連結決算を発表した。 売上高は1兆254億円で2.1%の減収となったが、営業利益は5.0%増の1750億円、経常利益は3.0%増の1700億円と、増益になった。 主力の塩ビ・化成品事業の営業利益が前期比ほぼ倍増の456億円に達した。米国シンテック社は米国内の需要回復は低水準だったが中南米など世界各地に販路を拡げ高水準の出荷を維持しで業績を大きく伸ばした。 希土類磁石は、ハードディスクドライブやエアコン向けなどが低調に推移したが、ハイブリッド車をはじめとする自動車向けが堅調だった。フォトレジスト製品も半導体デバイスの微細化進展から順調に推移した。 次期業績については予想困難なため未定とした。 【信越化学工業・3期通期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 1025,409(△2.1) ◇営業利益 157,043(5.0) ◇経常利益 170,207(3.0) ◇当期純利益 105,714(5.0) ◇1株当たり純利益 248.94円(237.03円) |