2013年04月30日
帝人、複合材料開発センターを松山事業所に集約化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人は、炭素繊維複合材料(CFRTP)など先進複合材料の研究開発中核施設「複合材料開発センター」を5月1日に静岡県御殿場市から松山事業所(愛媛県松山市)内に移転・集約化する。

同社は昨年12月、松山事業所に世界初となる「炭素繊維からコンポジット製品の成形加工までを1分以内に連続一貫生産する」パイロットプラントを稼働開始した。

複合材料開発センターを松山に移転・集約することにより、パイロットプラントを活用した成形加工技術の開発をはじめ、素材・設計・接合などの開発が促進できる。

また、自動車メーカーとの用途開発だけでなく、軽量化が求められる一般産業用途における量産コンポジット製品の研究開発も加速化できると判断した。