2013年05月09日 |
電気化学・3月期決算 純利益横ばいの113億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業が9日発表した2013年3月期連結決算は、営業利益が前期比9.2%減益の188億円、純利益はほぼ横ばいの113億円だった。ナフサなど原燃料価格の上昇が収益回復に逆風となった。 クロロプレンゴムはアジアや欧州市場の低迷により販売数量が前年を下回った。スチレンモノマーは競争力強化のため生産設備を2基から1基体制に移行したがABS樹脂や透明樹脂は堅調だった。シンガポール子会社のポリスチレン樹脂事業もほぼ順調に推移した。 医薬関連では関節機能改善剤(高分子ヒアルロン酸製剤)が販売を伸ばし増収となった。デンカ生研のインフルエンザワクチンも出荷を伸ばし順調だった。 【電気化学工業・13年3月期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比増減率% ◇売上高 341,645(△6.3) ◇営業利益 18,817(△9.2) ◇経常利益 17,824(△6.2) ◇当期純利益 11,255(△0.7) ◇1株当たり純利益 23.63円(23.22円) <2014年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 390,000(14.2) ◇営業利益 25,000(32.9) ◇経常利益 23,000(29.0) ◇当期純利益 15,000(33.3) ◇1株当たり純利益 31.59円 ニュースリリース 平成25年3月期 決算短信 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1368066315.pdf 平成25年3月期 決算概要 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1368066315.pdf |