2013年05月09日
ダイセル・2期ぶり増収増益 純利益154億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルが9日発表した13年3月期連結決算は、2期ぶりの増収増益で、営業利益は28%増の262億円、純利益は30%増の154億円だった。売上高は3585億円で4.8%の増収。

酢酸セルロースは液晶表示向けフィルムの需要が不振だったが、たばこフィルター用トウは海外向け販売が好調だった。ポリアセタール、PBTなどのエンプラ事業もポリプラスチックスを中心に売上を伸ばした。

自動車エアバッグ用インフレータも、自動車生産台数の回復や米国子会社(Special Devices)の新規連結化などにより大幅増収となった。

【ダイセル・13年3月期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比増減率%
◇売上高     358,513(4.8)
◇営業利益     26,196(28.2)
◇経常利益      28,580(35.5)
◇当期純利益     15,372(30.0)
◇1株当たり純利益   43.71円(33.48円)

<2014年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高      405,000(13.0)
◇営業利益      35,000(33.6)
◇経常利益      36,000(26.0)
◇当期純利益     20,000(30.1)
◇1株当たり純利益   56.86円


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1368076148.pdf