2013年05月13日
東洋エンジ、ブラジルの洋上原油生産設備を受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリングは13日、ブラジル国営石油会社のペトロブラスから、日量15万バレルの浮体式海洋石油生産および貯蔵・積出設備(トップサイド)の建設工事を受注したと発表した。受注金額は約700億円(推定)。

同施設はペトロブラスがリオデジャネイロ沖合に保有するフランコ1鉱区の大水深下プレソルト層(岩塩層下)の石油開発に投入される。2016年に生産開始の予定。

東洋エンジニアリングとブラジルの大手エンジニアリング会社、SOG社の合弁(50対50)による現地法人 TSパーティシパソエス(TSPI)が事業を受け持つ。

東洋エンジニアリングは同国内で過去15年間に30件を超えるプロジェクト実績があり、現在、製油所向けユーティリティー設備、ガス処理プラント等の建設工事を行っている。今回はこれらの実績が評価された。