2013年05月15日 |
昭和電工、リチウムイオン電池向け包材設備 追加増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は15日、子会社の昭和電工パッケージング(本社:神奈川県伊勢原市、田中淳社長)が、リチウムイオン電池(LIB)包材であるアルミ・ラミネートフィルムの生産能力増強を決めたと発表した。 昭和電工パッケージングは現在、彦根工場(滋賀県彦根市)で増強工事を実施中で2013年下期に完工する。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/34961 今回、さらに追加増強し、ラミフィルム生産能力を1.5倍増加して合せて従来比3倍に大幅拡大する。 スマートフォンやタブレット端末などのデバイス台頭により、小型LIBの需要は年々増大している。 アルミ箔を複合したラミフィルムは成形の自由度が高く、軽量で、放熱性にも優れるなどの特長を持つことから、LIB包装材分野に需要が伸びている。 LIB包材向けラミフィルムの市場規模は2015年には2012年比倍増の250億円規模に達する見込み。 昭電グループはこれらの成長市場を取り込み、ラミフィルム領域でのトップレベルのシェアを維持していく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1368587244.pdf |