2013年05月15日 |
4月の塩ビ樹脂輸出、4カ月連続のプラス 円安が追い風 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は15日、4月の塩化ビニル樹脂(PVC)および塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の生産出荷実績を発表した。 PVCの生産は10万4564トン、前年同月比1.7%増で5カ月連続の前年比プラスと好調を取り戻しつつあるが、一部にプラント定修を控えて在庫積み増の動きがあった。輸出引き合いが活発化してきたことへの対応もみられた。 国内出荷は8万2856トン、同1.4%減で3カ月ぶりの前年割れ。 このうち主力の硬質用が4万4262トン、同0.6%減で3カ月ぶりの前年割れ、軟質用が2万1026トン、同7.5%減で2カ月連続の前年割れ、電線・その他が1万7568トン、同5.0%増で10カ月連続のプラスとなった。 輸出は、円安が追い風となり2万5772トン、同37.6%増で4カ月連続のプラスと上向き傾向にある。 この結果、出荷総計は10万8628トン、同5.8%増で5カ月連続のプラスとなった。 一方、VCMの生産は19万6285トン、同27.6%増で4カ月連続のプラスとなった。 国内出荷は11万5104トン、同2.5%増で2カ月連続のプラスだった。輸出は4万2330トン、同2.22倍で5カ月連続のプラスとなった。出荷総計は15万7434トン、同19.9%増で5カ月連続のプラスとなった。 ニュースリリース参照 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1368595447.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1368595447.xls |