2013年05月16日

住友化学と産総研、「太陽光自動調節シート」を開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：住友化学、産業技術総合研究所

産業技術総合研究所と住友化学は16日、新しい自動調光型エネシートを開発したと発表した。 夏季と冬季では太陽光の入射角が変わるが、この現象を利用して夏は太陽光を遮蔽し、冬は透過させることができる。これまでの調光シートと異なり、外部の景色はクリアに見えるが、直達日射の透過は制御できるなど、特徴は以下の通り。 （1）太陽光の入射角の違いを利用して、自動で夏季は太陽光を遮り、冬季には透過させる。 （2）外部の景色に対しては常に透明で、外の景色をクリアに見ることができる。 （3）窓ガラスに貼るだけで自動調光作用が得られ冷暖房負荷軽減による省エネが期待される。 既存の窓にこのシートを貼るだけで調光ができるため、冷暖房負荷を大きく低減することのできる省エネシートとして期待される。 住友化学では2013年5月22日～24 日にパシフィコ横浜（横浜市）で開催される「自動車技術展：人とくるまのテクノロジー展2013」住友化学ブースに展示する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1368684983.pdf