2013年05月23日 |
NEDO、英国都市でスマートコミュニティ事業開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は23日、英国マンチェスター市におけるスマートコミュニティ事業の実施体制と実施計画を発表した。 英国では住宅分野での温暖化効果がす排出量が増え、高効率な熱利用技術に対するニーズが高まっている。 同プロジェクトは日本の優れたヒートポンプ技術とICT技術によって、マンチェスター市の住宅分野の低炭素化・スマート化を図っていこうというもの。具体的には同市の200-300戸の住宅に貯湯タンク付きヒートポンプを導入し、そのヒートポンプをアグリゲート(集約)し、各住宅の負荷のタイミングを調整するICTプラットフォームでコントロールする。これによって、ネガワット(余剰電力)を創出する。 NEDOは23日、事業の開始に伴い実施企業として、日立製作所(ICTプラットフォーム)、ダイキン工業(貯湯タンク付きヒートポンプ)、みずほコーポレート銀行とみずほ情報総研(仕組み・法制度調査など)の4社を決定した。 実施計画は、2013年度が実施可能性調査の事業を実施し、今年中に終了させ、2114年度から2年かけて実証事業を行う予定である。 |