2013年05月24日
JXエネ、北海道日高のSSで販売した灯油に品質異常
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー

JX日鉱日石エネルギーは23日、同社北海道支店管下の室蘭石油(吉田傑社長)が運営するガソリンスタンド「静内山手町サービスステーション」(北海道日高郡新ひだか町静内山手町1-5-1)で同日午後2時ごろ、前日の22日に販売した灯油に品質異常が判明したと発表した。

22日に同SSで経済産業局による灯油の試買が行なわれ、23日同局から「引火点外れ」が指摘された。

原因は現在調査中だが、5月9日以降の販売品に品質異常が生じた可能性がある。

同店では9日から22日までの14日間にこの灯油を7件販売していた。うち5件の販売先は確認できたが、現金買いの客2件とは連絡がとれていない。

引火点が外れた灯油は、使用すると異常燃焼する可能性が高く“極めて危険”という。

現在、地元の消防当局や関係機関を通じて、広報活動など対策に全力を挙げている。
同期間中に“ENEOSマーク”の静内山手町サービスステーションで灯油を購入した人には、「是非とも連絡を」と呼びかけている。

<連絡先>
◇室蘭石油 静内山手町サービスステーション(TEL :0146-42-1177)
◇JX日鉱日石エネルギー北海道支店 総務グループ(TEL :011-251-4555)