2013年05月29日 | |
栗原和枝・東北大教授に「2013年 女性化学賞」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会 |
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日本化学会は28日、栗原和枝・東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授・多元物質科学研究所教授が、化学及び化学工学分野で貢献した世界の女性化学者に贈られる「2013年女性化学賞」を受賞したと発表した。 女性化学賞は、IUPAC(国際純正・応用化学連合)が2011年に世界化学年プロジェクトの一つとして創設したもので、今回が2回目。2011年には相馬芳枝・日本化学会フェローが受賞しており、日本からは2人目の受賞となる。今年8月にトルコ・イスタンブールで開催されるIUPAC総会で表彰される。 栗原教授は、固―液界面における液体分子の組織構造形成の発見、新規表面力装置ならびに共振ずり測定法の開発と摩擦研究への展開で業績を挙げた。 1997年日本女性科学者の会奨励賞、2000年日本化学会学術賞を受賞。現在、日本学術会議化学委員会委員長を務める。 |