2013年05月29日 |
アステラス製薬とアムジェン、日本市場で戦略的提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は29日、世界最大のバイオテクノロジー企業である米国アムジェン(Amgen Inc. =米国カリフォルニア州)と、戦略的提携契約を締結したと発表した。 アムジェンが持つバイオ医薬品開発力と、アステラス製薬の日本市場におけるマーケッティングなどのビジネス基盤の統合を目指すもので、(1)アムジェン由来の5つの開発品の共同開発及び商業化(2)両社が協働する合弁会社設立ーの2つのパートで構成されている。 このうち(1)の対象となるのは、高脂血症治療薬、骨粗鬆症治療薬及びがん領域3薬剤の計5製品。いずれも現在、日本で臨床開発の準備段階から後期段階にあり、2016年中にも最初の製品の上市が期待されている。 (2)の合弁会社は、社名「アステラス・アムジェン・バイオファーマ」で、資本金10万円(アムジェアン51%、アステラス製薬49%)、本社を東京に置き、社長は高橋栄一氏。2013年10月1日に業務開始の予定。同社は2020年を目標にアムジェンの日本子会社として独立する予定だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1369800316.pdf |