2013年05月31日
住友精化、15年度営利目標100億円実現へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友精化

住友精化(大阪市中央区、上田雄介社長)は31日、2010年度にスタートした6カ年中計「SEIKA PLAN 2015」の前半3カ年を終え、進捗状況と後半3カ年(2013-15年)に向けた経営目標を発表した。

前半3カ年は、東日本大震災や欧州金融不安など想定を超える厳しい環境にはあったが、主力事業である吸水性樹脂とガス・エンジニアリング事業の事業規模拡大につとめた。2012年度は売上高706億円(10年度647億円)、営業利益42億円(58億円)と増収減益で、業績はほぼ安定。

後半3カ年は新製品開発のスピードを加速し、収益基盤を強化する。基本戦略として高吸水性樹脂は次期増設により年産30万トン体制を構築する。こうして当初計画通り2015年度には売上高1000億円、営業利益100億円の目標を実現する。