2013年06月04日 |
NEDO「再生エネ・環境技術」で国連機関と包括協力協定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4日、国際連合工業開発機関(UNIDO)との間で、開発途上国や市場経済移行国におけるエネルギー・環境問題の解決に向けて協力することで合意し、同日古川NEDO事務局長と、第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するために来日したカンデ・ユムケラーUNIDO事務局長が都内で包括協力協定を締結したと発表した。 NEDOは、わが国が推進している二国間オフセット・クレジット制度(JCM/BOCM)に関連して、途上国を対象に環境・エネルギー技術・システムの導入・普及プロジェクトの検討調査を実施しているが、UNIDOも経済産業省からの支援を受けて途上国における同制度の理解を深めるための実証事業を開始する予定。今後、調査とその後の実証といった具体的な連携も期待される。 NEDOとUNIDOは、双方の強みを活かしつつ、今後、急速な開発と市場拡大が見込まれる途上国で日本技術の展開を拡大していく予定だ。とくにアフリカは、UNIDOの重点国であり、NEDOにとっても新たな可能性を広げる機会とみている。 |