2013年06月06日
旭硝子、ブラジル・サッカー会場にフッ素材料やベンチルーフ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子
Credits: Inês Campelo/Itaipava Arena Pernambuco

旭硝子(AGC)は6日、FIFAコンフェデレーションズカップで日本・イタリア戦などが行われる、ブラジル・レシフェ市のサッカースタジアム「アリーナ・ペルナンブコ」の外装に同社の高機能フッ素樹脂フィルム「アフレックス」が使用されたと発表した。同スタジアムは来年開催のワールドカップでは本戦会場の一つとなる。

スタジアムの外装・側面部全体に厚さ0.25ミリの「アフレックス」が使用された。広さは約25000平方メートル。
軽量で柔軟なうえ、長寿命化につながる耐候性や汚れがつきにくいなど、フッ素樹脂フィルムの特性を生かしたスタジアムが実現した。

また同社は、FIFAコンフェデレーションズカップが開催される6会場16試合の全てに世界初となる競技者用ベンチ向けガラスルーフを提供する。

強化用特殊ガラスを3層組み合わせた大サイズのガラス製ルーフで、屋外で使用してもキズなどに強く、長期にわたり変形・変色・劣化せずクリアな視界を保つことができる。