2013年06月07日
理研、動物の体を相似形にするメカニズムを発見
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:理化学研究所

理化学研究所(野依良治理事長)は7日、アフリカツメガエルを用いた実験で胚全体のサイズに合わせて、組織や器官のサイズを正しく調節するメカニズムを発見したと発表した。

この発見は、動物胚がその大きさの大小にかかわらず全体の形を常に同じにする原理を明らかにしたもので、「大きなカエルも小さなカエルも同じ形になる」という長年の謎を解明したことになる。

これにより、進化の仕組み解明や、次々世代の医療技術の開発に向けた知見への貢献が期待される。