2013年06月11日 |
富士フとパナニック、CMOSイメージセンサー技術 新開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士フイルム、パナソニック |
富士フィルムとパナソニックの両社は11日、特殊な有機薄膜を用いて従来の性能を大幅に上回るる「有機CMOSイメージセンサー」技術を開発したと発表した。デジタルカメラなどのイメージセンサーに使用することで、さらに感度の高い、質感豊な映像を可能にするとしている。 同センサー技術は、富士フィルムが持つ有機薄膜技術と、パナソニックの半導体デバイス技術を融合して共同開発した。 業界最高となる88デシベル(dB)の高ダイナミックレンジ(撮影できる明るさの範囲)、従来比約1.2倍の感度、広い入射光線範囲を実現し、カメラのさらなる高感度化・高画質化・小型化を可能にした。 両社は今後、同技術を監視・車載カメラ、モバイル端末、デジタルカメラなど幅広い用途に向けて展開していく方針だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1370928509.pdf |