2013年06月12日
東レ、寝具用途向けポリエステル新中綿を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レと東レインターナショナル(本社・東京都中央区、本地宏社長)はこのほど、新たに保温性に優れた寝具用ポリエステル中綿「エフティドリームサーモ」を共同で開発し、寝具製品としてODM(素材から縫製品まで一貫した商品開発・供給)で販売を開始した。東レグループは、寝具関連製品の売上高を今年度14億円、2016年度22億円を見込む。

今回開発した寝具用ポリエステル中綿は、細さ(繊度)および断面形状の異なる複数の原綿をブレンドした中綿である。繊維間に微細で複雑な空隙が形成され、空気層(デッドエア)を効率的に保持することで優れた保温性を発揮する。また、羽毛のような柔らかな触感を持ち、軽量、かさ高でありながら弾力性・回復性に優れている。

東レグループでは、寝具製品として、大手寝具メーカーや寝具小売向けに販売していく。