2013年06月13日
第一三共、ベトナム初の混合ワクチン製造を支援
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は13日、国内グループ会社である北里第一三共ワクチン(本社・埼玉県北本市、岡部正博社長)と国際協力機構(JAICA)が、ベトナムで国産初となる麻しん(はしか)と風しんとの混合ワクチン(MRワクチン)の製造に関する技術協力を開始したと発表した。日本の製造技術を生かし、麻しん・風しんの罹患率減少を目指す。

今回のプロジェクトでは、ベトナムのワクチン公社であるワクチン・生物製剤研究・製造センター(POLYVAC)が習得している麻しんワクチン製造技術に加え、北里第一三共ワクチンの風しんワクチンの製造技術を生かした技術協力を行うことで、GMP(医薬品適正製造基準)に準拠した自国でのMRワクチン生産体制を構築する。