2013年06月19日
三菱化学、ベルギーの樹脂コンパウンド事業 買収完了
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学

三菱化学は19日、ベルギー・Tessenderlo Group(テッセンデルロ・グループ)からの樹脂コンパウンド事業の買収手続きを完了したと発表した。

買収は今年2月に発表済みだったが、その後、従業員会との協議や独禁法上の手続きを終え、正式に買収を完了した。

既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/36411

三菱化学は、海外ではすでに米国・欧州・中国・インド・タイ・シンガポールに樹脂コンパウンドの生産・販売体制を構築し、積極展開中だが、今回の買収により、欧州系自動車および部品メーカーへの販売にさらに弾みをつける。


【買収した樹脂コンパウンド事業の概要】
◇買収対象事業  CTS(Compound Technology Services)事業ユニット
◇本社機能所在地  フランス・ティフォージュ
◇事業ユニット責任者  Etienne Weil
◇親会社  Tessenderlo Group (持株比率100%)
◇連結売上高  1億2,400万ユーロ (2012年)
◇主要事業  熱可塑性エラストマーおよび塩ビコンパウンドの製造販売
◇事業拠点  5拠点(フランス(2拠点)、ベルギー、ポーランド、中国(常熟))
◇連結従業員数  約360名

< Tessenderlo Group(テッセンデルロ・グループ)の概要>
◇設立  1919年
◇所在地  ベルギー・ブリュッセル
◇CEO   Frank Coenen
◇連結売上高  21億ユーロ (2012年)
◇主要事業  食品添加物、農薬、肥料、水処理、医薬中間体などの製造販売
◇連結従業員数  約7,000名
◇ホームページ  http://www.tessenderlo.com/


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1371619118.pdf