2013年06月20日 | |
三菱樹脂子会社、複合塩ビシート製「防煙垂れ壁ユニット」発売 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂、三菱ケミカルホールディングス |
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三菱樹脂は20日、子会社の菱興プラスチック(本社:岐阜県、山田恒久社長)が、ガラス混入複合塩ビシートとアルミ製フレームを組み合わせた防煙垂れ壁ユニット、「RKP 防煙パネル」(商品名)を開発、6月21日から本格発売すると発表した。 防煙垂れ壁とは、火災時に煙や有毒ガスの流動を一時的に遮断し、避難を容易にするため、天井から垂らした隔壁のことで、スーパーやホテルなどの商業施設や病院などの公共施設に設置が義務付けられている。 不燃性が求められるところから、これまではガラス板が用いられてきたが、最近は軽量で安全性の高い樹脂製の採用が増えている。 「RKP 防煙パネル」はガラス板のような割れや飛散の心配がない。万一天井から落下しても被害を最小限に抑えることができる。一枚(500ミリ×1500ミリ)あたりの重量が約1.8キロとガラスに比べて約8分の1の軽さのため、取り付けが容易などの特長がある。国土交通大臣の不燃材料認定も取得した。 <菱興プラスチック株式会社 会社概要> ◇設立 1974年12月26日(昭和49年) ◇本社・工場所在地 岐阜県養老郡養老町直江640-1 ◇資本金 3,000万円 ◇主要株主 三菱樹脂株式会社、大興産業株式会社 ◇年商 27億円 ◇従業員 70名 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1371694767.pdf |