2013年06月20日
チャンドラ・アスリとミシュラン、インドネシアで合成ゴム製造のJV設立
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

インドネシアのチャンドラ・アスリとフランスのミシュランは6月17日、インドネシアで合成ゴムを製造するため合弁会社を設立する契約に調印した。

JVはミシュランが55%、チャンドラの100%子会社のペトロキミア・ブタジエン・インドネシア(PBI)が45%出資し、435百万ドルを投じて合成ゴム工場を建設する。工場建設は2015年初めに開始、2017年初めの操業開始を目指す。
具体的な生産品目は明らかにしていない。

PBIはインドネシア初のブタジエン工場(能力10万トン)をジャワ島西部のチャンドラのコンプレックスに隣接して建設中で、本年7月に商業生産を開始する予定。原料C4は隣接のチャンドラの年産60万トン設備から供給を受ける。

  既報  http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/31679

ミシュランは、新興国での自動車需要の増大と、世界的な高機能タイヤ志向の高まりから、高機能合成ゴムの需要は増えるとしている。